家庭内通貨の導入で、子供が自ら家事を手伝うようになった話

父「キッザニアのパンフレット見てるの?」
子供「うん。また行きたいなぁ」
父「キッザニアって仕事するんでしょ。何がそんなに楽しいの?」
子供「仕事するとキッゾっていうお金がもらえて、お菓子もらったりいろんなことに使えるんだよ」
父「仕事なら、家にもいっぱいあるよ。掃除とかお皿洗いとか」
子供「もらえる?キッゾ」
父「じゃあ、作ってやるよ。家で使えるお金」
子供「本当?約束してね。指切りげんまん…」

というわけで、家族で使える家庭内通貨を導入してみることにしました。

家庭内通貨を作ろう

お買い物ごっこ用のお金が、インターネット上で公開されています。
自分は「KF STUDIO」様の「おかいものごっこ(しへい)」を利用しました。

印刷して切るだけだなので、とても簡単に作れます。
ちなみに切るのが最初の仕事で、1000円渡しました。

家庭内通貨をもらえる仕事を決めよう

子供「何したらお金もらえるの?」
父「掃除とかお皿洗いとか…」
子供「いくらもらえる?」
父「掃除が1000円、お皿洗いが2000円…」
子供(メモってる)

うちでとりあえず決まった仕事はこんな感じ。
・部屋の掃除 1000円
・お皿洗い 2000円
・ベッドのシーツ取替え 1000円
・肩もみ3分 1000円
・洗面台掃除 1000円
・お風呂掃除 1000円
・勉強2ページ 1000円
・算数1プリント 2000円
・22時までに寝る 1000円
・洗濯物をたたむ 1000円

家庭内通貨の使い道を決めよう

子供「このお金でお菓子食べたい」
父「1000円で食べていいよ」
子供「他に何か使える?」
父「じゃあ、ゲーム10分1000円で」

うちでとりあえず決まった使い道はこんな感じ。
・おやつ 1000円
・エアコンつけたい時につける 3000円
・ゲーム10分 1000円

子供が驚くほど手伝うように

結論から言うと、家庭内通貨導入の前と後では劇的に変わりました。

以前は「これ手伝って」と言うと渋々手伝っていたのが、何も言わなくても自分から進んで手伝うように。
何も言わなくていいって、すごく楽!

お金を渡す時に、「ありがとう」「どういたしまして」のやり取りが発生するので、心理的にもいい感じです。
嫁にも「前と全然違うね。すごく良いアイデアだよ」と大好評でした。

もっと前からやっておけばよかったと思いました。
でも、子供が言い出したからこそ、このやる気に繋がったのかもしれません。
そういう意味ではベストタイミングだったかもしれないです。