【コロナ日記】バンコクでサバイバル~現状確認編~

コロナウイルス(COVID-19)で世界が大変な事態になっている。
幸いにしてタイはまだ最悪の事態を免れているが、明日(3月26日)から緊急事態宣言が発令される。

積極的に更新しなくなったこのブログだが、なんとかレンタルサーバー代くらいは稼いでくれている。
せっかくなので刻々と変わる状況を、日記として記しておきたいと思う。

(情報についてはできるだけ正確に記しますが、あくまでもバンコクの一市民が残す日記としてご覧いただければ幸いです。)

子供とは離れ離れ

毎年、夏休み(3~5月)時期は、子供をサマースクール代わりに嫁の実家に預けている。
今年も学校が終わって早々、イサーン地方にあるおじいちゃん、おばあちゃんの家に預けてきた。
バンコクと違って外でいっぱい遊べるし、友達もいて楽しそうだ。

送った時期はコロナが騒がれ始めたころだが、緊急事態宣言はもちろん「移動自粛のお願い」も出されていなかった。
今となっては、バンコクに連れ戻すのもそろそろ不可能になってくるだろう。

本気でバンコクに連れ戻そうと思えばできたが、当初の予定通り預けておくことにした。
おそらく、バンコクよりも地方の方が安全だろうとの予想からの判断だ。

これから県境を越える移動ができなくなるとの予想があり、場合によっては何カ月も会えないかもしれない。
この判断が吉と出るかは、まだ分からない。

バンコクの街の現状

現在のバンコクは、ショッピングセンターやバーが閉まり、夜は閑散としている。
スーパーマーケットは開いているが、電化製品売り場など一部のエリアはクローズした。
レストランは持ち帰りとデリバリーのみの対応となっている。

スーパーマーケットは買いだめを目的とする客で溢れているが、大きな混乱は起きていない。
食べ物もまだ豊富にある状況だ。
ただ、卵とインスタント食品が売り切れていた。
普段の状況と違い、買いだめの兆候が見られる。

スーパーマーケットに入るときはおでこに体温計を向けられて、体温を測られる。
買い物客はほとんど100%マスクをしているようだ。
レストランは店内では食事できず、テーブルや椅子を撤去している。
レストランの周りは、バイクデリバリーの運転手が多く並んでいた。

昼の道路の状況を見ると、自動車やバイクはまだまだ走っている。
ただ、通常時のひどい渋滞は緩和されているように見える。
夜は一気に交通量が少なくなる。
ほとんどはタクシーかデリバリーのバイクだ。

緊急事態宣言に向けて

明日(3月26日)からタイで緊急事態宣言が発令される。
夜間が外出禁止になったり、移動が制限されたりするようだが、詳しい内容はまだ発表されていない。

食べ物については、去年嫁の実家から送ってもらった米が、まだ大分残っている。
水もコンドミニアムの浄水器で何とかなるだろう。
水道や電気などのライフラインが停止されない限りは、生きていけそうだ。

外に出る機会が減るため、運動不足が心配だ。
とりあえず筋トレ用の用具をLAZADA(インターネットショッピング)で買っておこうと思う。

昨日タクシーを利用したら、運転手がイライラしていた。
客が少なく、売上が上がらないせいだろう。
コロナウイルスも怖いが、経済活動の低下による治安の悪化も心配だ。