子供が自分で勉強しない?やる気を引き出す方法について考えてみた

前回は、タイの中学受験に必要な参考書・過去問の入手法について解説しました。

タイの中学受験に必要な参考書・過去問の入手法

しかし、参考書や過去問を購入しても勉強しなければ意味がありません。
そこで今回は、自分の娘の場合を参考にして、子供の学習意欲を引き出す方法について考えてみたいと思います。

算数プリントとゲームをセットにしてみた

子どもの性格は一人ひとり異なります。
中には、YouTube等を見ながら自分で勉強していける子供もいるでしょう。

うちの娘の場合は「勉強好きじゃない」が口癖でした。
ただし、娘はゲームが大好きで集中してゲームに取り組めます。

そこで、自分は勉強とゲームを組み合わせようと考えます。
具体的には、算数プリントを一枚勉強すると、30分ゲームをプレイできることにしました。

ゲーム時間はアプリで管理する

最初は上記の方法で上手くいっていたように感じました。
ただし、徐々に娘は隠れてゲームをするようになりました。

そこで導入した方法が、ファミリーリンク(Androidアプリ)による管理です。
親が利用を許可しないと、タブレットは一切使えません。
娘はこっそりとゲームすることができなくなりました。

すると、今度は「ゲームしなくていいから、勉強しない」と言い出しました。
「ゲームしたい」よりも「勉強したくない」が勝ってしまったのです。

問題を簡単にして大げさに褒める

勉強を好きになってくれるためには、どうしたらいいのか考えました。
自分の経験から「勉強が好きだから勉強する」のではなく、「勉強ができるから勉強が好きになる」と思っています。

そこで、算数プリントの難易度を下げて、子供が確実にできるところまで戻りました。
そして算数を教えながら「えっ、すごいな!」とか「天才やん」とか褒めまくります。
算数プリントが終わったら、花丸書いたり、100点書いたり、パーフェクト!と書いたりして、とにかく「できた」という感覚を植え付けます。

すると、娘は次第に「私、天才だからな~」と自信をつけていきました。
ちなみにこの方法は、ちょっとしたことでも「パパ、天才だね!」と褒めてくれる副次的効果も生み出しました。

親も子どもが見てる前で勉強する

仕事で勉強することができると、子供が見えるところで勉強することにしました。
しかも「あ、なるほど!」「面白いな!」とか言いながら、できるだけ楽しそうに勉強します。

子どもは見ていないようでしっかりと親を見ているし、よく親の真似をします。
参考書を欲しがったり、似たようなまとめノートを作り出したりなど、自分で勉強し始めました。

勉強すればするほどゲームできる

算数プリントは2枚・3枚とやると、ゲームをできる時間が60分・90分と増えていくルールにしました。
こうすると、自分で勉強をどんどん進めてくれるようになりました。

何より楽なのは「勉強しろ」と言わなくていいこと。
「やる気を出させる」ことに労力を使う必要がなくなりました。

子供に合う方法を一緒に考えよう

現在では、娘が「勉強教えて!」と自分からやる気になって勉強するようになりました。
ただし、自分の方法は全ての子供に使えるわけではありません。

大切なのは、子供としっかりと向き合って勉強する方法を一緒に考えることだと思います。
さらに、試行錯誤しながら方法を改良していくことで、自分の子供に合う方法が見つけられるはずです。