タイの中学受験に必要な参考書・過去問の入手法

前回は、タイの中学受験に即した算数の勉強法について解説しました。

先取り学習に役立つ!タイの中学受験に即した算数の勉強法

さらに、中学入試の勉強を塾や家庭教師に頼らず自分で進めていく場合は、参考書や過去問が役立ちます。
そこで今回は、タイの中学受験に必要な参考書・過去問の入手法について紹介します。

インターネットショッピングはあまりお勧めできない

日本で書籍を購入する場合は、インターネットショッピングサイトのAmazonが一般的です。
そこで、タイで有名なLazadaやShopeeで参考書を探してみました。

すると、参考書があるにはあるのですが、品揃えが少ないです。
どちらかと言うと、LazadaよりもShopeeの方が数多くの参考書を検索できました。

インターネットショッピングでは、書籍の中身を見ることができません。
「分かりやすそう」とか「役に立ちそう」等の感覚がなく、勘に頼らざるを得ないため、参考書の購入には適していないでしょう。

一般的な書店も品揃えが少ない

次に行ってみたのが、「紀伊国屋」や「B2S」等の実店舗がある書店です。
ここにも参考書は売っているものの、品揃えとしては少ない印象を受けました。

日本の大きな書店だと、参考書コーナーがありずらりと並んでいるイメージです。
その規模感を知っている日本人からすると、全く物足りません。

おすすめの書店は「Chula Book Center」

タイの参考書を購入する際に、オススメの書店は「Chula Book Center」 です。
広い店内にずらりと参考書が並んでいます。
求めていたのはこの規模感ですよ!

児童教育から小学・中学・高校・大学まで、ありとあらゆる専門書が揃っています。
もちろん、中学受験に役立つ書籍も数多く取り揃えられています。

ちなみに、「Chula Book Center」 には文房具やチュラロンコン大学グッズも揃っており、タイ語が分からない日本人が行っても楽しいです。
店内にはカフェも併設されていて、本を吟味しながらゆったりくつろげます。

過去問は該当中学のプレテストで入手しよう

有名中学の一部では、試験本番の前にプレテストが実施されます。
合否とは全く関係ない練習テストですが、上位得点者には賞金があります。
学年は6年生だけでなく、4年生や5年生でも受けられます。

先日、娘がプレテストを受けに行ったところ、過去問が売っていたので購入しました。
ちなみに、受験者は3000人以上で大混雑。
タイの受験戦争の激しさを思い知らされました。

参考書購入は「Chula Book Center」一択!

タイの受験における参考書購入は「Chula Book Center」一択です。
学術書に関しては、おそらくタイ全土で一番の品揃えだと思います。

ただし、参考書や過去問があっても勉強しなければ意味がありません。
次回は、子供が自分で勉強を進めていくために役立つ、やる気を引き出す方法について考えます。