タイの空港でタクシーに乗る時にもらえる、赤い字の紙の使い方
タイのスワンナプーム空港やドンムアン空港で、
タクシー乗り場からタクシーに乗ると、
係員から赤い字が書かれた紙をもらえます。
これです。
何やら赤い字で注意事項のようなことが書かれ、
青いスタンプには連絡先が記載されています。
タイに初めて来た方は何の紙か、さっぱりわからないと思います。
この紙の使い方を説明します。
チケットの意味
この紙は、タクシーの運転手にぼられないようにするためのチケットです。
- メーター以上のタクシー代を請求された
- メーターを使ってくれなかった
- 目的地と違う場所で降ろされた
などの被害を受けた時に抗議するために使います。
タイのタクシーは評判があまり良くなく、
とくに空港周辺のタクシーはぼったくる運転手が多いです。
タクシーを利用する観光客のために、
作ったのだと思われます。
基本的には持ってるだけでOK
もしも、何らかの被害を受けたら、
手紙として送ることができます。
裏に、連絡先と被害内容の記入欄があります。
3バーツ切手を貼り送りましょう。
ですが、本当に送る人はあまりいないでしょう。
面倒くさいし、労力を考えても割に合いません。
ぼくも実際に利用したことはありません。
もっと簡単な使い方としては、
ぼられそうになった時に、見せて抗議するという方法があります。
基本的には持ってるだけでOKです。
メーター以外に払うお金とは?
この紙には、もう一つ大事なことが書いてあります。
それは、メーター以外の料金のことです。
- 50バーツ(空港タクシー利用料)
- 高速道路の料金
上記、二つはメーターにプラスして払う必要があります。
ガソリン代などはかかりません。
50バーツは忘れやすいので、ご注意を。
ぼくも未だに違和感があって慣れません。
高速道路は利用する時に、乗客が払う方が普通です。
利用したくなければ申し出ておきましょう。
ちなみに高速道路は「ハイウェイ」より「トールウェイ」の方が通じます。
まとめ
タイのタクシーは、日本とはちょっと違うので注意が必要です。
乗車拒否やメーター拒否は頻繁にあります。
中には、危険な運転手もいるので、
抗議するよりも乗り換えた方が早いです。
空港でもらう紙も、実際に使い道はほとんどありません。
料金を50バーツ余計に払うことだけを覚えておけばよいと思います。