バンコクに移住してすぐに、格安の物件を自分で見つける方法

前回の記事では、バンコクで10,000バーツ以下の部屋を探す際の、
難しさや注意点を書きました。

「バンコクの部屋は6000バーツで見つかる!?」その注意点について考えてみる

ではそれを踏まえた上で、バンコクに移住してすぐに、
10,000バーツ以下の部屋を自分で探す具体的な方法を紹介します。

部屋の探し方は様々だと思うのですが、
今回は短期集中して探す方法を書いてみます。

ホテル暮らししながら部屋探し

まずは、バンコクのホテルを予約しましょう。
本当に寝るだけでいいなら、1泊500バーツ以下でも
ホテルに泊まることができます。

例えばオンヌットの「VX ザ フィフティ ホステル」は、
ドミトリーなら118バーツ/泊、スタンダードダブルでも393バーツ/泊です。
(時期や予約状況により多少異なることがあります)

バンコクに来たら、すぐに部屋探しを開始しましょう。
早く見つかれば、それだけホテル滞在費が浮きます。

もう少し余裕を持って探したい場合には、
マンスリーアパートを利用するという手もあります。

https://tonarithailand.com/post-1564/

マンスリーアパートでは月ぎめで、部屋を契約することができます。
滞在施設については以前の記事が参考になると思います。

1か月の余裕があれば、部屋探しは随分楽になると思います。
例えば、もうすぐ空きが出る部屋なども契約できるので、物件の選択肢を増やすことができます。

地域を決めて集中的に!

一つの地域でも物件は数多くあります。
回るのは1日1地域にしておきましょう。

それだけにエリア選びはとても重要です。
事前にインターネットなどで情報を収集します。
例えば下記のサイトは役に立つと思います。

RentHub

物件が数多く集まるエリアは決まっているので、
当日に空回りしないためにも、事前にきちんと把握しておきましょう。

回る時間は月~土曜日の9時くらいから18時くらいです。
それ以外の時間帯は案内する人がいません。

日曜日も案内する人がいない場合が多いので、
休息もしくは情報収集にあてましょう。

実際に部屋を探す

物件を見つけたら、手当たり次第に声をかけていきましょう。
恥ずかしがっても始まりません。

何度も聞いていれば、慣れていきます。
外観でなんとなく家賃が予想できるようになってきたりします。

アパートの人に部屋が空いているか聞きましょう。
タイ語ではこう言います。

ที่นี่มีห้องว่างไหมครับ/ค่ะ
(ティー ニー ミー ホーン ワーン マイ カップ/カー)

部屋が空いていなければ、すぐに住むことはできないので、
迷わず次へ行きましょう。

部屋が見つかったら

部屋が見つかったら、家賃や設備などを聞きましょう。
賃貸で使うタイ語会話集は下記の記事でまとめています。

https://tonarithailand.com/post-2174/

一番大切なのは、いつから住めるのかを確認することです。
早く住めれば、それだけホテル滞在を短くできます。

さらに、すぐには契約せずに他の部屋と比較検討しましょう。
タイの部屋は早く契約したもの勝ちですが、
今空いている部屋がすぐに決まる可能性は薄いです。
(ないとは言えませんが…)

少なくとも、当日中は見て回り、
いくつかの物件の中から、住む部屋を選びたいところです。

また、バンコクは昼と夜で随分と雰囲気が変わります。
できれば、夜にもう一度見に行って、治安や騒音を確認しましょう。

手付金を渡し、契約する

住む部屋を決めたら、手付金を渡しましょう。
一般的に家賃の1か月分になると思います。

手付金の契約を交わせば、もうその部屋が他の人に渡ることはありません。
ただ、もし住まないことになっても、手付金は返ってきません。
ちゃんと住むことになれば、初月の家賃になるので安心してください。

後日、オーナーに契約書をきちんともらいましょう。
引っ越し日と同日に行うことが多いです。

初月の家賃を手付金で払っていれば、あとは敷金を払うだけです。
敷金は大体家賃の2か月分に設定されています。
1年以上住めば、基本的には全額返ってきます。

あとは毎月の家賃をきちんと払っていれば、
部屋に住み続けることができます。
待望の本格的なバンコク生活の始まりです。