バンコクでアパート・コンドミニアムの部屋を借りる場合の家賃は?
タイ、バンコクでは日本よりも安い家賃で部屋を借りられます。
では、アパート・コンドミニアムで部屋を借りた際、どのくらいの家賃になるのでしょうか。
家賃ごとに借りられる部屋の内容を、目安として解説します。
なお家賃の目安に関しては、場所によっても相場に差があります。
今回の記事では極端に家賃相場が高い地域(BTSサイアム駅~トンロー駅の間など)を除いた、
バンコクの公共交通機関(BTS、MRTなど)沿線を想定します。
2000~4000バーツ(7000~14000円)
バンコクでは、最低2000バーツ(7000円)ぐらいから部屋を借りられます。
この価格帯だと基本的に古いアパートのワンルーム(スタジオ)となります。
エレベーターがなく5階建てくらいまでのアパートが多くなります。
部屋にエアコンや温水器はついておらず、ベッドが置いてあるだけです。
トイレは自分で水を汲んで流すタイプもあります。
管理人やガードマンは常駐しておらず、セキュリティにも不安があります。
インターネットショッピングを利用する場合には、荷物の受け取りも不便です。
5000~7000バーツ(17500~24500円)
この価格帯だと基本的にアパートのワンルーム(スタジオ)となります。
エレベーターがある9階建てくらいまでのアパートが多くなります。
部屋には、エアコン、温水器、ベッド、クローゼット、テレビ、冷蔵庫などの各種家電が付きます。
シャワーはトイレと共同のユニットバスとなります。
管理人やガードマンが常駐するため、セキュリティ的に安心できます。
インターネットショッピングを利用する場合には、荷物の受け取りも便利です。
8000~10000バーツ(28000~35000円)
この価格帯だと築年数が経過したコンドミニアムのワンルーム(スタジオ)となります。
コンドミニアムは部屋ごとにオーナーがいる物件です。
電気代や水道代が直接請求されるため、アパートよりも光熱費を抑えられます。
コンドミニアムはアパートよりもオシャレな部屋が多くなります。
また、キッチンがある部屋も多く自炊にも便利です。
駐車場はありますが、狭いため一杯で借りられないことも多くあります。
自家用車を持つ方は確認が必要です。
11000~14000バーツ(38500~49000円)
この価格帯だと新築の低層コンドミニアムか、築年数が経過した高層コンドミニアムとなります。
コンドミニアムには、プールやジムなどのファシリティが付いています。
部屋はワンベッドとなり、寝室とキッチンが付きます。
仕事時間が異なる二人暮らしの場合などに重宝します。
家賃が上がると「家具のグレードが上がる」「ベランダが広い」など、
何らかのアピールポイントを持つ部屋が多くなります。
15000~19000バーツ(52500~66500円)
この価格帯だと、駅にとても近い高層コンドミニアムの部屋を借りられます。
駐車場も広く、自家用車を持つ方も安心です。
部屋は高級コンドミニアムであれば、ワンベッドの価格帯です。
駅から遠かったり築年数が経過していれば、ツーベッドの部屋もあります。
ツーベッドであれば子供部屋ができるため、家族での滞在にも最適です。
プールやジムに加えて、子供が遊ぶスペースがあるコンドミニアムも見られます。
20000バーツ以上(70000円以上)
20000バーツを超えると、部屋の数はだんだん少なくなります。
この家賃を払えるタイ人は、部屋を借りるのではなく買うからです。
タイ人はコンドミニアムの部屋を購入するのにローンを組めます。
よって、20000バーツ以上の家賃は基本的に外国人向けの部屋が多くなります。
まとめ
価格帯別のアパート・コンドミニアムの部屋の特徴についてまとめてみました。
もちろん、地域や条件によって家賃の相場は異なります。
あくまでも目安として見て頂ければと思います。
キッチンがあって6000バーツとか、駅近新築コンドミニアムで10000バーツとか様々な部屋があります。
良い条件がある場合は、その分なにかしらの欠点があることも増えます。
この表を見て、部屋のメリットやデメリットを把握してもらえれば幸いです。