【レビュー】iPhoneからXiaomiの「POCOPHONE F1」に乗り換えてみた

2015年3月にAppleのiPhone6を購入しました。
それから4年経ち、最新のアプリでは動作がもたつくことも増えました。
そこで、Xiaomiの「POCOPHONE F1」を購入しました。

進化が著しいと言われる中華スマホですが、実際の使用感はどうなのでしょうか。
そのメリットやデメリット、個人的な感想を記述していきます。

「POCOPHONE F1」のメリット

Xiaomiの「POCOPHONE F1」は購入して大満足のスマートフォンでした。
その具体的なメリットを記述します。

性能が高い

「POCOPHONE F1」のCPUは「Snapdragon 845」を搭載しています。
非常に高速でAntutuの公式スコアは「296.100」をたたき出します。

このスコアはAppleの「iPhone X」やSamsungの「Galaxy S9」を超える値です。
スマホメーカー各社の最新フラッグシップモデルと比較しても遜色ない性能を持っています。

「iPhone6」からの乗り換えとなると、性能は段違いです。
今までもたついていた3Dゲームがサクサク動きます。

価格が安い

タイのインターネットショッピングサイト「Lazada」で「POCOPHONE F1」の128GBモデルを購入しました。
タイムセールを利用して8,188バーツ(約28,600円)でした。

iPhoneの同スペック帯のモデルと比較すると、半額以下の価格となります。
他の中華スマホと比べても、非常に高いコストパフォーマンスを誇ります。

個人的に「iPhone XR」も欲しかったのですが、価格が10万円近くするのは高すぎる!
スマートフォンは必需品ですが、そこまでの値段は出せませんでした。

画面が大きくて綺麗

手が大きいので「iPhone6」だと小さく感じていました。
次に購入するなら、もう少し大きな画面のスマホが欲しかったんです。

「POCOPHONE F1」の画面サイズは6.18インチです。
「iPhone6」の4.7インチと比較すると随分大きく感じます。

価格が安いので画面スクリーンの性能は期待していませんでしたが、想像以上の綺麗さ!
「iPhone6」と比較すると、圧倒的な美しさです。

大容量バッテリー搭載

「iPhone6」の使用では、バッテリー劣化もあり一日持ちませんでした。
モバイルバッテリーの携帯が必須です。

しかし「POCOPHONE F1」のバッテリー容量は4000mAh!
「iPhone6」のバッテリー容量は1810mAhなので2倍以上です。

実際に3Dゲームをするとバッテリー消費が速いのは同様でした。
それでも「iPhone6」と比較すれば、使用時間は確実に伸びています

認証が速くて快適

手に汗をかく体質なので、「iPhone6」の指紋認証には高い確率で失敗しました。
一日に何度も解除していると、結構ストレスが溜まります。

「POCOPHONE F1」は顔認証と指紋認証のどちらにも対応しています。
一瞬で認証できるし、認証率は100%です。

さらに顔認証で赤外線を利用するため、真っ暗な部屋でも解除できます。
認証がスムーズにいくだけで、こんなに快適なのかと感動しました。

旧世代のハードウェアに対応

最新のiPhoneでは指紋認証やイヤホンジャックがなくなりました。
しかし「POCOPHONE F1」は、以下のハードウェアに対応しています。

・イヤホンジャック
・microSDカード
・FMラジオ

有線イヤホンなんか、まだ使っている人も多いはず。
かゆいところに手に届く感じで好感が持てます。

「POCOPHONE F1」のデメリット

Xiaomiの「POCOPHONE F1」には、もちろんデメリットも存在します。
特にAppleのiPhoneと比較した場合のデメリットを記述します。

スマホケースが少ない

Appleの「iPhone」を使用する利点として、スマホケースの豊富さが挙げられます。
デザインを自分好みに変更できるため、オシャレなスマホを求める人には打ってつけです。

一方、「POCOPHONE F1」はスマホケースを店頭で見かけることはほとんどありません。
主にインターネットショッピングサイトで中国から購入することになります。
さらにスマホケースの商品自体も数が少なく、他の人と被る可能性も十分に考えられます。

個人的にはスマホの外観はあまり気にしません。
タイのLazadaであれば中国の商品も購入できるので、機能的なスマホケースも見つけられそうです。

OSの違いによる戸惑い

「iPhone」から「POCOPHONE F1」に変更して、一番戸惑ったのが操作面です。
OSがiOSからAndroidになり、ユーザーインタフェースが大きく変わりました。

また、データの移行作業もOSが異なると面倒です。
アプリのインストールから写真の移動、連絡先の登録など、様々な作業が必要で時間がかかります。

とはいえ、MIUI(Xiaomiのファームウェア)にはデュアルアプリやテーマの変更など、iOSにない機能もたくさんあります。
使い慣れてくれば、愛着が湧くかもしれません。

中華製スマホ時代の幕開けを感じさせる「POCOPHONE F1」

正直、中華製スマホの進歩に衝撃を受けました。
価格と性能が良い意味で全く釣り合っていません。

新興国でApple製品が売れない理由が分かります。
このコストパフォーマンスに慣れると、もうiPhoneに戻れないかもしれません。