インラインスケートを始める際に必要な道具を解説

2018年12月19日

インラインスケートは競技人口が少ないので、独学で始める方も多いと思います。
そこで、疑問に思うのが「どんな道具が必要なのか」という点です。

先に結論から言ってしまうと、

とりあえずインラインスケートシューズさえあれば滑れます

(インラインスケートシューズの選び方はこれらの記事をご覧ください)
https://tonarithailand.com/skate-plus/
https://tonarithailand.com/toyskateshoes/

ただ、滑るうちに必要になってきたり、便利に思う道具もあるので、
ご紹介していきます。

ぼくは、まだインラインスケートを始めて一か月なので、
熟練者と見解が異なる可能性もありますがご了承ください。

プロテクター3点セット(必要度:★★★★★)

手、肘、膝のプロテクター3点セットは必ず必要です。
初心者は転びやすいので、できればインラインスケートと同時購入しておきましょう。

インラインスケートの転び方はプロテクターがあることを前提としています。
正しい転び方を学ぶためにも身に付けておきましょう。

上手になれば必要ないと思うかもしれませんが、
滑れるようになれば、また新たな技に挑戦するようになります。
よって、初級者から上級者までずっと必要です。

プロテクターは手と肘と膝で別売りもあるのですが、全部必要です。
別売りは一部だけ壊れた時用の製品と考えた方がいいでしょう。

プロテクターは「なんとなく格好悪い」と考える気持ちも分かります。
ぼくも最初は購入しませんでした。

転んで、痛い思いをして、買うのも良いと思います。
必要性は、自分で実感しないと分からないので。

ヘルメット(必要度:★☆☆☆☆)

個人的には初心者にヘルメットは要らないと思います。
スケート場に何度か行っていますが、頭を打つ人は見かけたことがありません。

ハーフパイプがあるようなスケートボードパークで遊ぶ場合は別です。
あれはどう見てもヘルメットが必要だと思います。

ただ、初心者がアグレッシブな技をできるようになるまでには、相当の練習が必要です。
必要になってから買えばいいと思います。

パイロン(必要度:★★☆☆☆)

スラロームをやりたいならパイロンは必須です。
ただ、パイロンは段ボールで自作できます。

インラインスケートを買った時の箱があるはずなので、
丸形にくり抜いて、テープなどで留めましょう。
軽いし、踏んでも転ばないし、最初はこれで十分だと思います。

交換用ウィール(必要度:★★☆☆☆)

交換用のウィール(スケートのタイヤ)は、
擦り減ってから新しいのを買えばいいと思います。

メーカーや硬さの好みもありますので、
滑ってから選ぶ方が分かりやすいです。

ただ、タイで多く売られている、
「SEBA」や「FLYING EAGLE」のビギナー用スケートは、
一番前と後ろのウィールが一回り小さくなっています。

滑りやすいロッカリング(ウィールの設定)を探るためにも、
交換用のウィールがあると便利です。

インソール(必要度:★★★☆☆)

インソールとは靴の中敷きを指します。
買ったインラインスケートのインソールを取り出してみてください。

おそらく、ペラッペラだと思います。
(メーカーや価格によってはしっかりしたインソールが入っている場合もあります)

ぜひ、インソールを交換してみてください。
シューズが足にぴったりフィットするようになり、安定性が増します。

柔らかすぎず、厚すぎず、
土踏まずをきちんとサポートしてくれるような製品が向いています。

ヒールブレーキ(必要度:★★☆☆☆)

「SEBA」や「FLYING EAGLE」の大人用スケートシューズは、
ヒールブレーキが付いていません。
別売りのヒールブレーキを購入する必要があります。

ヒールブレーキは止まるために使いますが、
実はヒールブレーキを使わなくても止まる方法はいくつかあります。

回転して止まる、V字で止まる、Tストップなどの
止まるテクニックを覚えれば、ヒールブレーキは必要ありません。

タイのバンコクだとローラースケート場が多くあるので、
止まり方を覚えてから、自分のスケートを購入する方法をお勧めします。
興味が続きそうか試すこともできるので、一石二鳥です。

まとめ

インラインスケートは、とりあえずシューズさえ買ってしまえば始められます。
必要な道具については、後から揃えていけば大丈夫です。

シューズの部分的な交換についても対応しやすいため、
意外に安上がりなスポーツだと感じます。