日本人学校?インター?私立?公立?タイの学校について解説

2020年3月2日

当サイトも更新頻度は減っていますが、たまにお問い合わせも届いたりします。
そこで一番多い質問が

「タイで日本人の子供が学校に行く際、どこへ行くべきか」

と言う質問です。

「タイ 小学校」で検索すると当サイトが上位表示されることもあり、意外と見られているようですね。
そこでタイの小学校の選び方について、自分の知っている限りの知識で解説したいと思います。

バンコク在住でタイ国籍がない子供の場合

タイのバンコクに在住しており、タイ国籍を持っていない日本国籍の子供の場合は、

日本人学校、もしくはインターナショナル

の小学校をお勧めします。
通っている日本国籍の子供も多いですし、日本語での情報も比較的手に入りやすいでしょう。

最近では、日本人学校への入学希望者が増えており、
必ずしも入学できるとは限らないという噂を聞いたことがあります。

もしも日本人学校に入学できない場合は、インターナショナルスクールが選択肢に入るでしょう。
学費が安いインターナショナルスクールの情報を下記リンクに示しておきます。

バンコクのインターナショナルスクール
タイ・バンコク移住ダイアリー |バンコク移住者が綴るバンコク生活情報

ただ、日本人学校もインターナショナルスクールも学費が高めなので、
その点を懸念される方もいるかもしれませんね。

タイの地方在住でタイ国籍がない子供の場合

バンコク以外の地方在住の場合、日本人学校はもちろん、インターナショナルスクールがない地域もあります。
その場合には、タイの公立小学校、または私立小学校が選択肢となります。
学校でもインターナショナルスクールが近くにない事情を考慮してもらえるでしょう。

地方の場合、私立小学校でも学費はそれほど高くないはずです。
ですので、個人的には公立小学校よりも私立小学校をお勧めします。
教育に力を入れており、早い段階から英語やPCの授業を学べるでしょう。

ただし、当然授業や学校からの案内はタイ語です。
子供と親共にタイ語が求められることになるので、タイ語が分からない場合は苦労すると思います。

バンコクで公立小学校や私立小学校へは通えないの?

金銭的な懸念から、バンコクでも公立小学校や私立小学校への入学を希望する方もいるでしょう。
ただタイ国籍がない子供の場合は、卒業資格の手続きや前例の少なさを理由にやんわりと断られる可能性が高い気がします。

それでも通いたい場合は、タイ語での交渉が必須になってくるでしょう。
学校によって受け入れへの姿勢も違ってくると思いますので、複数の学校へ問い合わせて見学することをおすすめします。

私立にはイングリッシュプログラムがあるみたいだけど…

タイの私立小学校には、イングリッシュプログラム(EP)のクラスを設けている学校があります。
英語教育を重視しており、主要教科の授業を英語で行うようです。

ただし、イングリッシュプログラムはリーズナブルな授業料で高いレベルの英語教育を受けられるため、非常に人気があります。

うちの子供も国立小学校のイングリッシュプログラムを受験しましたが、不合格でした。
1次試験の筆記テストに加えて、2次試験では子供と親別々に面接があります。
倍率は確か数十倍だったと思います。

親と子供共にタイ語が話せることはもちろん、受験前から下準備が必要です。
タイに長く住み、タイ語を身に付けていないと入学は難しいでしょう。

子供にタイ国籍がある場合

親のどちらかがタイ人で子供にタイ国籍がある場合は、公立小学校、私立小学校、インターナショナルスクール、日本人学校、どこでも入学できるでしょう。
住んでいる場所や学費、教育方針によって選択しましょう。

ちなみにうちの場合は、私立小学校へ通っています。
ハーフの子供も結構いるので、特に自分が外国人だからと言って不満を感じることはありません。
なにより子供が楽しそうに通っているので満足しています。