【バンコク】1杯12バーツ! クイッティアオ・ルア対決、おいしいのはどっち?
バンコクのバス、ロットゥーが集まる、「アヌサワリーチャイ」。
英語だと「ビクトリーモニュメント」、日本語だと「戦勝記念塔」ですね。
この近くにクイッティアオルアのお店が並ぶ場所があります。
タイ人には有名なので、知っている方も多いと思います。
前から行きたいと思っていたのですが、
ようやく行くことができました。
「思う存分、クイッティアオルアを食べまくるぞ!」
楽しみです。
「クイッティアオルア」とは?
「クイッティアオ」は、タイ風の米麺を使ったラーメンです。
そして「クイッティアオルア」は簡単に言うと、
小さなクイッティアオ
です。
こんな感じで5口ぐらいで食べられる量。
その分値段も安く、一杯12~20バーツ(40~70円)です。
普通に4,5杯は食べられます。
中には、一人で20杯以上食べる強者もいます。
量が少ないので、色んなお店で色んなタイプの、
クイッティアオルアを食べることができます。
場所の紹介
アヌサワリーチャイすぐそば。
運河の近くにクイッティアオルアのお店が並んでいます。
BTSだと「ビクトリーモニュメント」駅で降りて下さい。
歩いて4、5分といったところです。
気が向くままお店に入るもよし、
一つの店で食べまくるもよし、
たくさんのお店で少しずつ食べるもよし。
色んな食べ方や楽しみ方ができるので嬉しいです。
特に旅行者にはお勧め!
今回ぼくは、特にお客さんが多かった二つの店を選び、
徹底的に比較してみました。
クイッティアオルア・プラナコーン
まずはパホンヨーティン通りから見て手前のお店。
クイッティアオルア・プラナコーン
です。
大きな通りに面したガラス張りのお店。
雰囲気も明るく清潔で、非常に入りやすい雰囲気です。
メニュー
こちらがクイッティアオルアのメニュー。
- ナムトック・ムー(スープあり、豚肉)
- ナムトック・ヌア(スープあり、牛肉)
- ヘン・ムー(スープなし、豚肉)
- ヘン・ヌア(スープなし、牛肉)
- トムヤム(トムヤムスープ)
- ヘン・トムヤム(スープなし、トムヤム味)
- イェンターフォー(紅腐乳スープ)
など、様々なスープや味を楽しめます。
全て12バーツです。
麺は、
- センレック(米普通麺)
- センミー(米細麺)
- センヤイ(米幅広麺)
- ウンセン(春雨)
- バミー(小麦麺)
追加の具は、
- 豚の皮揚げ
- ワンタンの皮揚げ
- 空芯菜
を選べます。
サイドメニュー、ドリンクも充実しています。
実食
ナムトック・ムー(スープあり、豚肉) 12バーツ
まずは定番のナムトックから。
牛や豚の血が入った独特の風味です。
トムヤム(トムヤムスープ) 12バーツ
シンプルなトムヤムスープ。
そんなに辛くはありません。
ヘン・トムヤム(スープなし、トムヤム味) 12バーツ
トムヤム味のスープなし。
ぼくが一番好きなクイッティアオの味です。
イェンターフォー(紅腐乳スープ) 12バーツ
イェンターフォーは、癖があってあまり好きではないのですが、
おいしいかもしれないと思って食べてみました。
このお店のイェンターフォーは食べやすかったです。
総評
メニューが大きな写真付きで分かりやすい!
外国人でも頼みやすいです。
味はシンプルでおいしいですが、
少々、深みが足りない感じがします。
お店は清潔で明るい雰囲気です。
屋台が苦手な方も、食べやすいのではないかと思います。
クイッティアオルア・パーヤック
続いてのお店は一番奥の店、
クイッティアオルア・パーヤック
老舗の雰囲気が漂っています。
ちなみに、運河を渡るこちらの道から入った場合は、一番最初のお店になります。
メニュー
メニューはシンプルすぎて、外国人にはちょっと分かりにくいです。
上から、
- ナムトック・ムー(スープあり、豚肉)
- ナムトック・ヌア(スープあり、牛肉)
- トムヤム(トムヤムスープ)
- イェンターフォー(紅腐乳スープ)
となります。
追加の具は、
- 豚の皮揚げ
- ワンタンの皮揚げ
です。
全て12バーツです。
実食
ナムトック・ムー(スープあり、豚肉) 12バーツ
ナムトックは豚や牛の血を使っているので、
苦手な方もいるかもしれません。
ナムトック・ヌア(スープあり、牛肉) 12バーツ
でもナムトック味も慣れたらおいしいですよ。
お店の看板メニューなのでぜひ。
トムヤム(トムヤムスープ) 12バーツ
二つの店の全てのメニューの中で一番おいしかった!
同じメニューを、もう一回頼んだくらいです。
豚の皮揚げ 12バーツ
クイッティアオに入れてもいいし、そのまま食べてもおいしいです。
これ、実はビールにもすごく合います。
おつまみとしてもよく買います。
ワンタンの皮揚げ 12バーツ
このお店では、クイッティアオルアの具に含まれていません。
別に買いましょう。
総評
最初のお店より、深みのある味がします。
ぼくは、こちらの店の方が断然好きです。
ただ、メニューが分かりにくく、
クイッティアオを頼み慣れていない人は、ちょっと難しいかも。
でも大丈夫。
気合で頼めば、なんとかなります。
このブログを見せて、
「これ下さい!」
って言いましょう。
クイッティアオルア対決! 軍配は…
おいしいのは断然、
クイッティアオルア・パーヤック
後で紹介した方のお店です。
一緒に食べた嫁も全く同じ意見。
味が尖ってなくて、旨味が濃縮されている感じがします。
ただ、最初に紹介した、
クイッティアオルア・プラナコーン
は頼みやすく食べやすかったです。
雰囲気も明るくて、旅行者でも入りやすい、
お客さんに優しいお店だと思います。
また、今回紹介したお店以外にも、
この通りにはたくさんのクイッティアオルアのお店があります。
ぜひ、いろんなお店で食べてみて下さい。