「トナリタクマ、バイクで事故ったってよ」 タイの交差点の交通事故ケーススタディ

2017年6月7日

バイクはとても便利です。
でも、危険な面もあります。

体がむき出しになっているので、
怪我につながりやすいです。

先日、ぼくがバイクに乗っていると、
交通事故にあいました。

とは言っても、軽微な事故で、
怪我などはありませんでした。

今回、自分のためも含めて、
事故のケーススタディを書いていきたいと思います。

交差点付近での事故

大きな交差点で信号待ちをしていました。
一番左の車線です。
夕方の混雑する時間帯で、長い行列ができていました。

信号が青になったところで、バイクを発進させました。
すると、発進直後、後ろからロットゥー(乗合バス)に衝突されました。

バイクが押され、リアタイヤが滑りましたが、
倒れることはありませんでした。
弱い衝突だったので、怪我などはありませんでした。

傷はバイク側にはなく、
車側には小さな傷が付きました。

おそらく、わざと

交差点で後ろから小突かれることは、
実はバイクに乗っているとよくあります。
車の方が強いですから、
イライラしていれば、わざとやってきます。
ですが、走行中に小突かれたのは初めてでした。

事故後、車の運転手と話しましたが、
謝罪などはありませんでした。

おそらく、バイクが邪魔なので、
わざとぶつかってきたのだと思います。
発進直後なので、前方不注意ということはないでしょう。

後ろからの衝突なので、避けようがありませんでした。

事故後の結果

衝突後すぐに、車の運転手と話しましたが、
こちらに傷はなかったので、そのまま終わりました。

何事もなかったかのように、交差点の交通は再開しました。

子供が乗っていた

ぼくのバイクの後ろには子供が乗っていました。
タンデムベルトを付けていたので、
子供が落ちるようなことはありませんでした。

タンデムベルト、とても役に立ちます。
子供と二人乗りする際は、ぜひ身に付けて下さい。

バイクは弱い

今回の事故、一方的に後ろからぶつかられたのですが、
それでも、やっぱり事故にあってはいけないのです。

バイクは、体がむき出しなので、
自動車よりも圧倒的に弱い立場です。
絶対に勝負を挑んではいけません。

バイクが車の間に入っているという状態が、
運転手をムカつかせたのです。
自動車側を怒らせてはいけません。
怒らせても、ぶつけられてはいけません。

対策

今回の事故は、正直避けようがありませんでした。
ただ、対策をとることはできます。

  • 交差点は、一番前に出て、車より早く発進する
  • 交差点に侵入する途中で、信号が青になった際は、
    できるだけ左に寄り、車の走行ラインから外れる
  • 混雑している時は、できるだけバイク一台になることを避け、
    バイクの集団の一部になる。

いくら気を付けていても、相手次第で事故は起こります。
それでも、事故には遭わないようにしなければなりません。
こちらは子供を乗せていますからね。

事故ができるだけ起こりえない、走行、ルートを選択し、
交通事故の確率を少しでも減らすことが肝心です。

そして、たとえぶつけられたとしても、
できるだけ怪我しないよう、装備を整えるのが重要です。