【タイ】「これは… 厳しすぎる!」国立小学校受験が無理ゲーだった
まだまだ続く、娘の小学校受験戦争。
以前の記事は、こちらをご覧ください。
今回は、娘の第一志望、国立小学校普通科です。
まずは面接試験を受験しました。
書くことがなくなってくるかと思いきや、
驚くことがたくさんありました。
「衝撃の事実が!」的な言葉を使いつくした感があるのですが、
またそんな感じの出来事でした。
合格人数、なんと…
受験の受付を済ませ、いざ面接会場へ。
会場に入る前に、先生が説明してくださったのですが、
その言葉に驚きました。
「今回の試験の合格者は、10名です。
非常に厳しい試験なので、この学校だけに受験を絞るのはやめてください。
他の小学校も受験するようにして下さい」
合格者は10名だけ!
前回の英語科の受験者が約200名。
普通科を受験する人はおそらくそれ以上です。
合格率は5%以下でしょうか。
厳しすぎます。
難しい試験に四苦八苦の受験者達
普通科の面接試験は、英語科に比べ難しくなっていました。
以下に、その内容を記述していきます。
もちろん、試験は子供一人だけで行われます。
保護者は手助けできません。
1.状況説明
いくつかのイラストがあります。
先生が「どの絵が好きですか」と聞きます。
続いて、「では、その絵はどういうお話ですか?」と質問されます。
子供は絵の内容について説明しなければなりません。
2.運動能力
その場で、「ジャンプして下さい」、
「片足立ちをして下さい」などと指示されます。
基本的な運動能力をチェックされます。
3.コーカイ、数字
タイ語の「コーカイ」(日本語で言う「あいうえお」)についての質問、
「1から50まで数字を数えて下さい」など、
基本的な知識をチェックされます。
この中で、受験者が1番苦戦していたのが、状況説明です。
絵を見て詳しい内容を説明するのは、
6歳の子供達にとっては、とても難しかったようです。
英語科受験者は面接なし
面接試験は、後日合格結果が発表されます。
合格者のみ、くじ引きへと進むことができます。
英語科受験者の場合、
以前、面接を実施しているので、面接試験はありません。
前回の面接結果を元に合否を判定します。
娘は、英語科を受験していました。
なので今回は受験登録のみでした。
なぜ10名しか合格しないのか?
合格者10名という少なさが気になっている人も多いでしょう。
10名では1クラスの人数にもなりません。
理由は、この国立小学校が幼稚園も併設しているからです。
幼稚園から小学校にエスカレーター式で上がる生徒がほとんどです。
外部の生徒は、少ししか受け入れません。
つまり、国立小学校に入るために、
幼稚園から受験戦争が始まっているということです。
幼稚園は3年間なので、受験する子供達は3歳。
いくらなんでも早すぎる気がします。
一世代前の日本だと、ぼくの例で本格的に受験したのは高校から。
考えたら、小学校でも十分に早いのですが。
バンコクの受験戦争、厳しすぎはしませんか。
幼稚園から上がれると思いきや
こうした受験会場は、格好の情報交換の場でもあります。
待っているお母さん同士で、お話が始まります。
え、くじ引きに落ちた?
なんと、幼稚園から通っていても、
必ずエスカレーター式で小学校に行けるわけではなかったのです。
小学校に上がる際に再びくじ引きが!
いい学校に通い続けるためには、運も必要みたいです。
まとめ
日本では、保育園の待機児童問題がたびたび取り沙汰されます。
同じように、タイ、バンコクの保護者も小学校選びに苦労します。
田舎の小学校に行く選択肢もありますが、
親とは離れ離れになることも多いです。
子供の教育に悩むのはどこの家庭も同じ!
それは国を超えても変わらないようです。
試験の次はくじ引きです。
結果は下の記事をどうぞ。
https://tonarithailand.com/post-2751/