【タイ】時が止まった!? 人々が朝8時と夕方18時に静止する理由

2017年2月8日

タイでは、朝8時と夕方18時に国歌が流れます。
すると、人々が静止して立ちあがり、国歌を聞きます。

初めて、見た時はびっくりしました。
街にいる大勢の人が一斉に止まるのですから、
なかなか凄い光景です。

国歌演奏時の決まり

タイでは、国歌が演奏される場所や時間があります。

  • 朝8時の公共の場
  • 夕方18時の公共の場
  • 映画館の映画が始まる前(国王賛歌

外国人が遭遇するのは、だいたいこの辺でしょう。

国歌の演奏が始まったら、
立ち上がり、動かないようにしましょう。
いわゆる、「気を付け」の姿勢です。

国歌が終わったら、
動き出して構いません。

もしも、国歌演奏中に動いたら

では、国歌演奏中にもしも動いたら、
どうなるのでしょうか。

タイには、不敬罪があります。
王室や国に失礼な行為をすると、罰せられます。

でも、さすがに国歌演奏中に動いただけで、
捕まるということはないと思います。

ただ、まわりからは白い目で見られますので、
外国人でも動かないようにした方が良いのは間違いないです。

例外もある

車やバイクの運転中であれば、動いても構いません。
急に止まると交通事故になりますから。

外国人には意外と難しい

最近、ようやく国歌演奏時にきちんと止まれるようになってきました。
以前は周りの人を見て、慌てて止まるということが多かったです。

こういうのは、体にクセとして身につけないと、すぐに行うのは難しいと思います。
実際、外国人で動いている人は多いですね。
周りの人を見て、雰囲気を察して、ちょっとびっくりして止まるような印象です。

コツとしては、8時と18時という時間を意識すること。
そして、国歌を聞くと立ち止まるというクセを付けることだと思います。
きちんと静止できるようになれば、周りから白い目で見られずに済みます。