国立、私立、インター? 子供の小学校選びで思わぬ困難に直面!

2017年1月28日

現在、娘のよつば(仮名)は6歳。
今年の4月から、小学校に入ります。

そこで難題として持ち上がってきたのが、小学校選び。
よつばはイサーンからバンコクへ引っ越す予定です。
詳しくは以前の記事をご覧ください。

「娘よ、大事な話があるんだ」 5歳の娘に突きつけられた究極の選択とは?

現在、イサーンに住むよつば。
バンコクの学校へ入るためには
様々な試練があることが分かりました。

日本語の情報がほとんどない

よつばが通う小学校の情報集め。
実は、嫁に任せっきりです。

というのも、自分なりにインターネットで
タイの小学校について調べてみたのですが、
日本語の情報は圧倒的に少ないのです。

ちょっとあるのが、

  • 日本人学校
  • インターナショナルスクール
  • タイの教育制度

についての情報。

タイの国公立や私立の小学校について、
日本語情報は全くないと言っていいのが現状でした。

タイの小学校

自分が今分かっている、
タイの小学校についての情報について整理していきます。

日本人学校

タイに住む日本人の子供達のための学校です。
小学校と中学校があります。

なんとバンコクの日本人学校の生徒数は約3,000人。
世界の日本人学校の中で一番、生徒数が多いそうです。

生徒数が多くなりすぎて飽和状態。
入学が難しくなっているという噂も聞きます。

入会金が155,000バーツで、
1年の授業料が122,000バーツ。
ぼくの印象を言えば、すごく高いです。

インターナショナルスクール

主に外国人を対象とした学校。

ですが、タイのインターナショナルスクールは、
他国と違い、富裕層のタイ人の子どもの割合が高いのが特徴です。
最近は通う日本人が増えてきたようです。

その分、料金は高め。
安い学校でも、日本人学校と同じくらいの授業料。
高い学校は…
6年間の授業料で、バンコクに高級な家が買えます。

私立小学校

ちょっといい学校に通わせたいタイ人が選ぶ学校。
だいたい日本と同じ感覚だと思います。

入学試験もあり、小学校から、
いわゆるお受験を受けなければなりません。

授業料は1年で、40,000バーツほどから。
日本人学校やインターナショナルスクールと比べると、
ずいぶんと安くなります。

国立小学校

国が管轄する小学校。
タイ国が力を入れて、教育を行っていく学校です。

その分、競争率は激高。
まず、試験の前にくじ引きがあります。
そこで当たらなければ、テストさえ受けられません。

そして、筆記試験と面接があります。
運と実力を兼ね備えてなければ、入学できません。

授業料は1年で約4000バーツほど。
安い授業料で、レベルの高い授業を受けることが出来ます。

公立小学校

タイ全国にある公立小学校。
授業料は無料です。

住民登録されている近くの学校に通うことが出来ます。

ぼくの娘の場合

よつばの住民登録は、イサーンの嫁の実家です。
実はこのことに問題があるのです。

よつばがバンコクに引っ越しても、
住民登録はイサーンの住所のままらしいのです。

日本の感覚だと、引っ越して住民票が移動します。
だから、すごく違和感があります。

要するに公立小学校へ行く場合、
嫁の実家の近くの学校に通わなければなりません。
よつばは、バンコクの公立小学校に通うことは出来ないのです。

住民登録がなくても通える、
貧困層向けのお寺の学校もあるらしいのですが…
そこに通わせるくらいなら、
絶対にイサーンの地元の小学校の方が良いと嫁は言っていました。

よつば、大ピンチ

日本人学校とインターナショナルスクールは、
学費が高すぎて、候補から外します。
つまり、国立小学校か私立小学校を選ぶことになります。

どちらも、入学試験があります。
まさか小学校から娘にお受験させることになるとは思いませんでした。

特に国立小学校。
くじ引きの競争率が高く、受かる気がしません。

そこで、嫁の知り合いで、中学校の先生をしている方に相談しました。
すると、子どもが国立小学校に通っていると言うではありませんか!

一体、どうやったのか?
実は国立小学校には、もう一つ入学する方法があったのです!

次回、詳しくお話していきます。

https://tonarithailand.com/post-2147/