未だに現役バリバリ! タイで二槽式洗濯機が人気な理由
嫁の実家では未だに二槽式洗濯機を使っています。
ぼくがプレゼントしたものです。
以前はなんと手洗いをしていました。
現代の日本では考えられないですね。
洗濯機を買う際に、全自動洗濯機を勧めたのですが、
二槽式洗濯機の方が良いと言われたので、そちらにしました。
日本では、忘れられつつある二槽式洗濯機ですが、
実は結構メリットもあるんです。
二槽式洗濯機もまだまだ人気
こちらはタイの地方のショッピングセンター。
二層式洗濯機がズラリと並んでいます。
売り場面積は全自動洗濯機と同じくらいです。
タイ、日本、韓国、中国と各国メーカーの製品があります。
売れ筋はタイ製の「Plasma」という製品。
安くて大容量なのが特徴です。
二槽式洗濯機のメリット
分かりやすい
ボタンを押して洗濯内容をセットする。
機械に慣れていればなんてことはありません。
しかし、お年寄りにとっては意外と分かりにくいみたいです。
その点、二槽式洗濯機であれば、タイマーを回すだけ。
時間も回した分だけ、洗濯機が動きます。
感覚的に分かりやすいのが利点です。
汚れがよく落ちる
二槽式は洗濯槽と脱水槽に別れています。
片方は洗濯機能に特化しているため、汚れが落ちやすいです。
さらに、汚れを見ながら手洗いすることもできます。
部分洗いなど、細かい汚れにも対応できます。
同じ時間で、たくさん洗濯できる
洗濯と脱水を同時に行うことができます。
時間も汚れ具合を見て、自分で決めることができます。
大量の洗濯物や、色物の別洗いに対応しやすいです。
同じ時間なら、全自動洗濯機より洗濯回数を増やすことができます。
水を節約できる
タイの田舎では、水が少しずつしか出ない地域があります。
二槽式洗濯機なら、雨水を足したりなど水の使い方が自分で調節できます。
水の節約にも繋がります。
壊れにくい
構造が単純になるため、壊れにくいです。
故障した時も修理がしやすいです。
価格が安い
安い二槽式洗濯機は2000バーツ台から。
同じ容量の全自動洗濯機の半額ほどです。
洗濯をしているという実感がある
全自動洗濯機はボタンを押すだけで全て終わってしまいます。
ぼくはその方が良いと思うのですが、感じ方は人それぞれ。
洋服が綺麗になっていくのがよく分かる二槽式洗濯機。
洗濯をしているという実感が湧きます。
まとめ
このように、二槽式洗濯機には使っている人にしか分からない利点もあるのです。
買ってあげる際であっても、自分の物差しではかるのは止めた方がいいですね。
勉強になりました。
HITACHI 青空 2槽式洗濯機 パインベージュ PS-H45L-CP