「戦場にかける橋」で有名なタイのナムトック線~電車での行き方~
タイには「戦場にかける橋」で有名なナムトック線の電車があります。
外国人には、路線自体が観光で有名です。
最近ではタイ人の旅行も増えています。
そんなナムトック線ですが、ツアーを利用しなくても個人で簡単に行くことができます。
電車での行き方や、切符の買い方、注意すべき点などを解説します。
トンブリー駅に行こう
まず、注意したいのが始発駅です。
ナムトック線の始発駅は、フワランポーン駅(バンコク駅)ではなく、
トンブリー駅となります。
トンブリー駅の地図はこちらです。
トンブリー駅は近くにBTS等の公共交通がないため、
タクシーで行くことをおすすめします。
ラッシュ時は混むこともあるため、余裕をもって出かけましょう。
正確には、トンブリー発着以外にも
フワランポーン駅(バンコク駅)からナムトック・サイヨーク・ノーイ停車場まで、
週末のみの特別列車が運行しています。
しかし、こちらは予約が必要な観光列車ですので、今回の記事では解説を省略します。
切符は予約しなくても大丈夫
電車での旅行で心配になるのが切符の予約です。
もしも売り切れたら旅行が台無しになります。
ですが、トンブリー発のナムトック線は切符を予約できません。
切符は予約せずに、当日トンブリー駅で購入します。
切符は指定席じゃないので、売り切れは基本的にないはずです。
保証はできませんが、まず間違いなく購入できます。
切符の料金はタイ人と外国人で異なります。
タイ人は降りる駅によって違い、2~39バーツです。
しかし外国人は一律100バーツです。
すぐに降りても終点まで乗っても、切符の値段は変わりません。
ちなみに切符の販売時間ですが、
7時50分発の切符を、6時10分に購入できました。
トンブリー駅では、当日であれば特に販売時間は設けられていないようです。
トンブリー駅発ナムトック線の時刻表
トンブリー駅発ナムトック線の時刻表はこちらです。
トンブリー駅発、ナムトック駅着の電車は次の2本です。
・トンブリー駅(7時50分)→カンチャナブリー駅(10時25分)→ナムトック駅(12時35分)
・トンブリー駅(13時55分)→カンチャナブリー駅(16時26分)→ナムトック駅(18時30分)
なお、時刻表は変更される可能性がありますので、ご注意ください。
また、タイの電車はよく遅れるため、時刻表通りに運行しない可能性もあります。
ナムトック駅終点まで約5時間の旅
トンブリー駅からナムトック駅まで約5時間の長旅です。
途中、「戦場にかける橋」で有名なクウェー川に架かる鉄橋や、
アルヒル桟道橋、チョンカイの切り通しなどを通ります。
途中の景色が綺麗なので、時間の長さはそれほど感じません。
のんびりとした電車の旅を楽しみましょう。
電車の中では移動販売もあるので、食べ物や飲み物を買い忘れても大丈夫です。
帰りの切符販売は10~30分前に開始
帰りの切符はナムトック駅で購入できます。
切符の販売時間は、出発の10~30分前です。
ナムトック駅発、トンブリー駅着の電車は次の2本です。
・ナムトック駅(5時20分)→カンチャナブリー駅(7時19分)→トンブリー駅(10時25分)
・ナムトック駅(12時55分)→カンチャナブリー駅(14時45分)→トンブリー駅(17時40分)
15時30分発の電車は、トンブリー駅まで行かないのでご注意ください。
まとめ
ナムトック線は、10年前のバックパッカー時代にも一度利用しました。
その頃と切符の買い方が全く変わっておらず、ある意味ノスタルジーを感じます。
タイの列車はスピードが遅く時間がかかりますが、その分途中の景色を存分に堪能できます。
たまには都会の喧騒から離れて、ゆっくりとした旅を楽しんでみてはいかかでしょうか。