【コロナ日記】バンコクでサバイバル~非常事態宣言11日目~

2020年4月5日、タイで非常事態宣言が発令されて11日目となった。
刻々と変わる状況を、日記として記しておきたいと思う。

(情報についてはできるだけ正確に記しますが、あくまでもバンコクの一市民が残す日記としてご覧いただければ幸いです。)

スーパーマーケットの状況

昨日は普段通りの買い物をこなすために、スーパーマーケットへ行ってきた。
買い物客は普段よりも若干少なめに見える。
とは言え多くの買い物客であふれており、コロナが移らないか心配になるレベルだ。

食料の供給は申し分なく、米や卵も十分に用意されていた。
相変わらずインスタント食品は少ないが、調理できるので必要ない。

先週はお肉を食べまくったので、今週は麺類を中心に料理していきたいと思う。
Twitterでも自炊に挑戦している人が増えているので、見ていて楽しい。

コンビニエンスストアの状況

近所のセブンイレブンでも、とうとう体温の計測と入店前のアルコールジェルが義務化された。
熱はコロナ感染者の多くに出ていると言われる症状なので、賢明な措置だと思う。

夜間外出禁止令が発令されてから、コンビニも深夜の営業が禁止された。
もともと夜は人通りが少なくなるため、出歩かない方が無難だろう。
タイは夜間外出禁止令の経験が過去にあるため、人々も慣れたものだ。

コンビニエンスストアでも十分に商品は供給されている。
気軽に買い物できる場があるのは、気持ちの面で安心できる。

タイと日本の違い

嫁に「日本に帰りたいんじゃない?」と聞かれたが、正直全くそんなことはない。
というのもニュースを見ていると、日本の方が危ないように感じられるからだ。

タイは政府が主導して、毅然と国民の行動を律している。
基本的にお上の言うことには従う国民性もあるだろう。
先日も外国から帰国したタイ人が14日間の隔離を受けずに帰宅したが、全員出頭したとのことだ。

「決まりを守れないと厳しくするぞ」とまるで脅しのようだが、
このような非常事態には、多少厳しい方が安心できる。

日本の状況を見ていると、街を出歩いている人々がいて危機感が足りないように見える。
感染者数が指数関数的に増加しているので、さすがに来週中には日本でも何らかのアクションがありそうな気はする。