タイでバイクタクシーに乗る際に気を付けるべき7か条

タイ、バンコクにはバイクタクシーがあります。
バイクで運転手の後ろに乗り、二人乗りで走ります。
渋滞の多いバンコクでは重宝する乗り物です。

ただ、Twitter等のSNSを見ていると、
「乗ったことがない」という人が多くて驚きました。
考えてみれば、バイクに乗った経験がない方は怖いですよね。

自分は毎日のようにバイクを運転しています。
後ろに人を乗せる経験も、バイクタクシーで後ろに乗る経験もよくあります。

そこで、初めてバイクタクシーを利用する方に向けて、
バイクタクシーに乗る際に気を付けるべき7か条を書いてみたいと思います。

シートにまたがって座る

タイ人の女性は、よくシートに横乗りしていますが、
この乗り方は非常に危険です。

バイクタクシーに乗る際にはズボンをはいて、
シートにまたがって座りましょう。

運転手の腰に軽く手を当てる

初めてバイクで後ろに乗る際に迷うのが、手の位置です。
手は運転手の腰に軽く当てるようにします。

運転手の肩を持つのは、ハンドルが切りにくくなるのでやめましょう。
また、後ろのバーを持つのも発進時に落ちやすく危険です。

膝を閉じ、足をタンデムステップに乗せる

乗車時に膝を開くと、ぶつかりやすく危険です。
膝は運転手の腰の横で閉じて固定します。

足はタンデムステップにきちんと乗せましょう。

できればヘルメットを持参する

バイクタクシーに乗る際にヘルメットをする客はあまりいません。
ですがバイクに乗る以上、当然ヘルメットがある方が安全です。

できればヘルメットを持参することをおすすめします。
ヘルメットは安いものなら300バーツぐらいから購入できます。

体重移動はしない

バイクはハンドルではなく、重心の移動で曲がります。
同乗者が体重移動すると、運転手は非常に運転しにくくなります。

カーブで曲がる際にも、無理に身を起こす体重移動は避けます。
体の力を抜いて、バイクの動きに身を任せましょう。

バイクの動きを見る

運転手は同乗者が乗りやすいように予備動作を行います。

例えば、曲がる際にウインカーを出したり、
ブレーキの際にポンピング(何度かに分ける)したり、
発進する直前からゆっくりアクセルを回したりします。

今から行うバイクの動きを分かりやすくしています。
同乗者は合図をよく見て、次の動作に備えましょう。

携帯電話を触らない

たまに、後ろで携帯電話を操作しながら乗っている人がいます。
たとえ運転していなくても、他のことをするのは危険です。

まとめ

毎日のようにバイクに乗っていて言うのもなんですが、
バンコクでバイクに乗るのは、結構リスクがあります。

バイクの事故現場は何度も目撃していますし、
死亡事故も見たことがあります。

とはいえ、渋滞が多いバンコクでは、
バイクタクシーは早く目的地に到着できるため便利です。

バイクタクシーを利用する際は上手に乗って、
事故の危険性を少しでも減らしましょう。