日本海は?北方領土は?タイの世界地図について調べてみた!
最近、子供に「〇〇(国名)ってどこにあるの?」と聞かれることが増えました。
そろそろ、世界地図を買うべきだと思い、紀伊國屋書店で買ってきました。
30バーツです。安い。
タイの世界地図を見てみると、日本の世界地図と違う点があります。
色々と興味深いので紹介します。
ちなみに地図は2019年に購入しましたが、表記によると2015年版となっています。
ヨーロッパ中心型
まず、タイの世界地図は日本と違いヨーロッパ中心型です。
日本と同じタイプの方が、タイが中心に近い位置に来るとおもうのですが、
自国を中心にすることにこだわりはないようです。
また、端の方が湾曲しており、
日本の世界地図でよく使われるメルカトル図法ではないように見えます。
国名が黒字、首都名が赤字で表記され、
タイ語と英語が併記されています。
日本周辺
竹島と尖閣諸島の表記はありません。
日本海は”SEA OF JAPAN”となっています。
南樺太、千島列島だけでなく、北方領土もロシア領土になっています。
小笠原諸島はボニン諸島(日本領土)と表記されています。
沖ノ鳥島はなぜか「オキノトルシマ」になっています。
さらに沖ノ鳥島はもっとも南にあったような気がして調べてみると、
南大東島が南硫黄島、沖大東島がオキノトルシマになっていました。
中国周辺
台湾は国名として表記があるものの、台北は首都表記ではありません。
西沙諸島はパラセル諸島の表記ですが、所属は判別できません。
南沙諸島は表記がありませんでした。
カシミール地方はアクサイチンまでインド領土の表記でした。
イスラエルとパレスチナ
イスラエルとパレスチナは、イスラエルのみの表記です。
フォークランド諸島
フォークランド諸島はイギリス領の表記です。
南スーダン共和国
2011年に国連に加盟した南スーダン共和国は、国として表記があります。
クック諸島とニウエ
日本が2011年3月25日に国家承認したクック諸島と、2015年5月15日に国家承認したニウエは、
ニュージーランド領の表記です。