子供とバイクに乗る時の必須アイテム! 子供用タンデムベルトの使い方
バイクに乗るのは危険です。
まして、子供と一緒に乗る時は十分に気を付けなければなりません。
もし乗せる際は、
安全運転を心がけるのはもちろんですが、
装備にも気を使う必要があります。
以前、ヘルメットについての記事を書きました。
今回は、子供と運転者をバイク上で結びつける、
タンデムベルトについてご紹介したいと思います。
購入したタンデムベルト
今回、ぼくが購入したタンデムベルトがこちらです。
子供用タンデムベルトとしては一番高い価格帯ですが、
その分、しっかりした商品です。
カスタマーレビューを見れば分かりますが、
ほとんどが高評価。
「正直、これ以外の選択肢はない!」
ってくらいおすすめの製品です。
セッティング
バイクに乗る前にかならずセッティングを行いましょう。
肩ベルトの位置
まず、肩ベルトを通す位置を上中下から選択します。
スクータータイプの場合は、座席高低差が少ないです。
その場合、お勧めなのが下位置のベルト通しを使うことです。
ベルトが長めにとれるので、
子供の顔も通しやすくなります。
ベルトの長さ調節
子供が苦しくない程度に、
きっちりと密着させるのが理想です。
まずは子供に装着させ、
ベルトの長さを調節します。
首周りは、あまりきつすぎると着脱できませんので、
顔がぎりぎり通る程度に調節します。
下のベルトはバックルになっているので、
きっちりと締めて大丈夫です。
次は運転者のベルトの調節です。
一旦、子供は装着せずに大人だけで調節します。
肩ベルト、胴ベルト、胸元補助ベルトをきっちりと締めて、
体にフィットさせます。
ベルトあまりは、バイクで走ると風でバタバタと暴れます。
バックルにからませて短くしておきます。
ホッチキス等で止めてもいいですね。
最後に子供と運転者、両方に装着確認します。
この際、子供が持つグリップの位置も調節します。
装着確認は、装着の練習にもなるので、
しっくりくるまで、何回も調節しましょう。
実際の装着
サイズ調整が終わったら、
いよいよバイクを使って、最後の調整、
および装着練習を行います。
1.子供にタンデムベルトを装着
まず、子供に装着させます。
右手、頭の順番です。
ヘルメットはまだしません。
バックルをロックさせるのを忘れないように。
2.子供のヘルメットを装着する
子供のヘルメットを装着します。
あごひもをきちんと締めましょう。
3.運転者がバイクに乗車する
運転者がバイクに乗車します。
両足をしっかりと付けて、
子供が乗る際にバイクが倒れないようにします。
4.子供がバイクに乗車する
続いて、子供がバイクに乗車します。
よじ登るような感じになるので、結構体重がかかります。
ブレーキレバーを引いて、バイクが動かないようにします。
5.運転者がタンデムベルトを装着する
最後に運転者がタンデムベルトを装着します。
ベルトに腕が通しにくいので、
子供に手伝ってもらうと楽です。
胴ベルトと胸元補助ベルトのバックルを締めて、
装着完了となります。
走り出す前に
バイクで実際に走り出す前に、
きちんと装着されているかどうか、
もう一度確認しましょう。
特に初走行の際は、何度か装着し直してみましょう。
ベルトが緩くないか、バックルを閉め忘れていないか、
きちんと確認します。
乗車中
乗車中にも、苦しくないか時々子供に確認してあげましょう。
子供が肩をたたいたら停車など、ハンドサインを決めておくのもいいですね。
もちろん、いつもにも増して安全運転を心がけてください。
ちょっとでも違和感を感じたら、停車し安全確認してあげて下さい。
場合によっては、子供が寝ることもあります。
寝ると、ヘルメットがコツコツ背中に当たったり、
体重のかけ方に違和感があったりします。
停車して、しっかりと起こしましょう。
タンデムベルトを外す
目的地に到着したら、タンデムベルトを外します。
装着と逆の順番です。
- 運転者のバックルを外す
- 運転者の肩ベルトを外す
- 子供にバイクから降りてもらう
- 運転者がバイクから降りる
- 子供のヘルメットを外す
- 子供のタンデムベルトを外す
となります。
実際に使用してみて
実際に何度も使用していますが、
乗車時の安心感が全然違います。
子供の体が自分の体にしっかりと固定される感じです。
本当は危ないのですが、子供は不意に寝てしまうこともあります。
それでも落車するようなことはありませんでした。
もちろん、停車してすぐに起こしました。
正直、子供とバイクに乗るなら必須アイテムだと思います。
子供を少しでも安全にするために、お勧めの製品です。