タイでワークパーミット(労働許可証)がなくても銀行口座を開設する方法
タイで生活していくために、銀行口座の存在は欠かせません。
リタイヤメントビザやタイ人家族ビザの申請にも、銀行口座の残高証明が必要です。
まず申請にあたり、タイの銀行口座を開設する必要があります。
タイで外国人が銀行口座を開設する際には、基本的に以下の二つの書類が必要です。
- パスポート
- ワークパーミット(労働許可証)
タイでリタイアメントビザを申請するのに、
ワークパーミットを持っているという方は少ないのではないでしょうか。
実は、ワークパーミットがなくてもタイの銀行口座を開設する方法は存在します。
まずは、日本大使館へ
ワークパーミットなしで銀行口座を開設するためには、
運転免許証抜粋証明
が必要です。
これは日本大使館で取得できます。
詳しくは、在タイ日本国大使館のウェブサイトをご覧ください。
日本大使館の場所はこちらです。
MRTルンピニー駅から歩いて5分ほどの場所にあります。
申請には、パスポートはもちろんですが、
運転免許証(原本)
が必要になります。
日本から忘れずに持参しましょう。
バンコク銀行本店で口座開設が可能
「運転免許証抜粋証明」を取得できたら、バンコク銀行本店で口座開設を行いましょう。
バンコク銀行本店の場所はこちらです。
BTSサラデーン駅、もしくはチョンノンシー駅から徒歩5分ほどです。
バンコク銀行本店には日本語デスクがあります。
ですが、担当官は完璧な日本語を話せるわけではありません。
タイの書類記入に不慣れな方は、スムーズな申請のために、
以下のウェブサイトの「 個人口座開設用紙記入サンプル」を見ておくことをお勧めします。
口座開設に必要な書類は以下の通りです。
- パスポート
- 運転免許証抜粋証明
タイの住所を記入する欄があるので、住所をきちんと控えてきましょう。
また、ワークパーミットがない場合、インターネットバンキングの申込みはできません。
他の銀行、支店で開設できる例もある
バンコク銀行本店が、ぼくが知る限り、
一番ワークパーミットなしで口座開設をしやすいと思います。
ただ、他の銀行や支店でワークパーミットなしで外国人が口座開設できることもあります。
タイの銀行や役所では、きちんとルールが決められておらずに、
場所や担当官により対応が変わることもあります。
タイ語を話せるタイ人が一緒だと心強いです。
なお、銀行口座開設については、
「突然ルールが変更される」
「担当官によって対応が変わる」
等の理由で開設できないことがある点についてはご了承下さい。