日本一時帰国時にマイナンバーは取得できるのか? 試してみた! 前編
2016年1月から利用が開始されたマイナンバー。
行政手続やオンライン取引での利用が予定されています。
ところが、海外に住んでいる人の中には、マイナンバーを取得していない人がいます。
マイナンバーは、
2015年10月5日時点に住民票に記載されている住所
に届けられました。
つまり、この時に住民票を抜いて海外へ行っていた人には届きません。
ぼくもその一人です。
マイナンバーがないと困ることがある
まず、現時点で起きている問題を整理します。
海外送金
銀行によっては、海外送金する際にマイナンバーを求めています。
海外居住者の中には、日本国内の自分の口座へ送金できない、
という問題が起きている人がいるようです。
証券口座の開設
2016年1月から、証券口座を開設する際にマイナンバーが必要になりました。
開設済みの口座は、今のところ問題はありませんが、
新たに口座開設したい場合、住所変更を行いたい場合などに問題が出てきます。
他にも、証券取引や財形貯蓄などの手続きにマイナンバーが必要になる場合があるようです。
2019年以降はさらなる問題が…
2019年以降には、株や投資信託、FXを行っている人にも問題が出てきます。
2015年12月以前に開設した口座でも、
証券会社へ2018年12月末までにマイナンバーを登録しなければなりません。
例えば、楽天証券にはこう書いてあります。
これは早めに対処しておいた方が良い気がします。
もちろん、これから対応策が整備される可能性はあります。
日本大使館等でマイナンバーが申請できるようになるかもしれません。
しかし、現時点で海外に居たままマイナンバーを取得する方法はありません。
現時点での解決策
現時点での最大の解決策は、
日本に一時帰国してマイナンバーを取得する
という方法です。
今回、ぼくは日本へ一時帰国した際に市役所で転入届を出しました。
海外からの転入手続きをすれば、
住民票が作成されマイナンバーが発行されるはずです。
果たして、マイナンバーを取得することはできたのか?
次回はその実践と結果を書いていきたいと思います。
https://tonarithailand.com/post-1164/