「娘よ、大事な話があるんだ」 5歳の娘に突きつけられた究極の選択とは?

2016年10月14日

↓前回の記事の続きです↓

バンコクは子育てには向かない? タイの田舎で子供を育てるメリットを挙げていく

イサーンの大自然で大きく成長したよつば。
父親としてもとても嬉しいです。

しかし、そんなよつばももう5歳。
来年からは小学校に入り、勉強が始まります。

どの小学校で勉強するのか?

小学校へ入学するにあたり、様々な選択肢があることに気づきました。

  1. 現在住んでいる近所の小学校
  2. インターナショナルスクール
  3. バンコクの小学校

大まかに分けて上の三つです。
それぞれのメリットを比較してみます。

1.現在住んでいる近所の小学校

今、よつばは近所の幼稚園に通っています。
家からも非常に近く、徒歩5分位です。

小学校はこの幼稚園と同じ敷地内にあります。
つまりここへ進学すれば、同級生は同じ顔ぶれです。
今の友達とも一緒に学ぶことが出来ます。

2.インターナショナルスクール

村の近くにはインターナショナルスクールがあり、
スクールバスも家のすぐ近くまで来ています。

授業でも英語をよく使うため、語学を鍛えることが出来ます。
学費は少々高くなりますが、バンコクのインターナショナルスクールに比べればかなり安いです。

3.バンコクの小学校

今住んでいる祖父母の元を離れ、バンコクでぼく達と暮らします。
現在、評判の良い近所の小学校を嫁が探してくれている最中です。

ただ以前の記事で書いたような、伸び伸びとした田舎の環境はバンコクにはありません。
せっかく仲良くなった友達とも、たまにしか会えなくなってしまうでしょう。

小学校の選択は娘に託す

ぼくと嫁もどこの小学校へ通わせるべきか、散々悩みました。

  • 娘と一緒に住みたい。
  • 田舎の環境の方が子供の成長のために良いのではないか。
  • バンコクへ来ると友達と離れ離れになってしまう。
  • 子供の気持ちを考えると親と一緒の方が安心すると思う。
  • 共働きで子供の送り迎えは出来るだろうか。

様々な思いが交錯します。

そして、ぼくと嫁の結論はこうでした。

娘の気持ちを尊重しよう

一番大切なのは、娘の気持ちじゃないだろうか。
誰とどこに住みたいのか。
勉強したいのか遊びたいのか。
よつばの気持ちを聞くことにしました。

決断を子供に任せることには、ぼくの思いもありました。

自分の決断で、人生を大きく変えることができるということを知ってほしい。
その経験をたくさん積んでほしい。

今回は幸いにして、もし後で決断を後悔し気が変わったとしても修正することができます。
つまり、バンコクの学校からイサーンの学校へ(もしくはその逆も)転校させてあげることは可能です。

そしてよつばの答えは…

ぼくと嫁でイサーンの祖父母の家に行き、上記の話を娘にしました。

「よつばはどの学校に行きたい?」
最後にこう問うと、娘は即答でした。

「バンコクの小学校に行きたい」

嬉しかったです。
やっぱり、お父さんお母さんと一緒に暮らすことが、娘にとって一番の希望なんですね。
祖父母に、あとでもう一度確認されても、

「私はバンコクの小学校へ行く」

と自分の気持ちをきちんと伝えていました。

4月からはバンコクの学校へ

正直、よつばが勉強よりも遊ぶ方を優先すればイサーンの学校を選んだと思います。
でも、「バンコクの小学校は勉強が大変だよ」と言っても、
意見を変えることはありませんでした。
これからは、勉強も頑張ってもらいたいと思います。

という訳で、来年の4月からは娘がバンコクに住む予定です。
今からぼくと嫁も楽しみです!
ブログでも、子供と一緒に楽しめるバンコクのスポットなどを紹介していきたいと思います。