「日本にはない!」ランニングコストがほぼ必要ない、キャノンのインクタンク付きプリンタ

2017年11月12日

文書、写真などが印刷できる家庭用プリンタ。
日本では、パソコンがあれば、
だいたいプリンタもあるのではないでしょうか。
家庭での普及率が高い印象です。

プリンタは本体の値段を抑えて、
交換用インクカートリッジで儲けるという、
ビジネスモデルです。

でも、実際にはインクの原価は安く、
実態に即していません。
消費者からすれば、なんとなく納得できない話です。

実際、東南アジアでは…

改造インクタンク付きプリンタ

東南アジアでは、改造された
インクタンク付きのプリンタが販売されています。

インクはボトルで補充するだけ。
ランニングコストはほぼかかりません。

交換用カートリッジで儲けるという、
ビジネスモデルが成り立ちにくくなっています。

そんな、東南アジアも現在は…

メーカーがインクタンク付きプリンタを販売

なんと大手メーカーがインクタンク付きプリンタを販売しています。

キャノン G1000 実売価格 約3,500バーツ(約12,000円)

こちらは、キャノンのインクタンク付きプリンタ。
印刷しかしない人向けです。

キャノン G2000 実売価格 約4,500バーツ(約15,400円)

スキャナとコピーもできるモデルはこちら。

キャノン G3000 実売価格 約5,500バーツ(約18,900円)

Wi-Fi搭載モデル。
スマホやタブレットから直接印刷できます。

ちなみにエプソンも販売していますが、
こちらはインクタンクが外付けです。

エプソンは「エコタンク」と名付けて、
日本でもインクタンク付きモデルを販売しています。

メーカー純正のインクタンク付きプリンタを買うべき

現在タイでは、改造のインクタンク付きプリンタと、
メーカーのインクタンク搭載プリンタが混在しています。

価格差は約1,000バーツ(約3,400円)。
このくらいなら、メーカー純正のインクタンク付きモデルを買う方がいいですね。

改造すると故障も多くなりますし、
保証も受けられなくなります。

メーカーが堂々とインクタンク搭載プリンタを販売しています。
こんなにお得なことはありません。

日本は?

日本は、エプソンが少しずつインクタンク付きモデルを導入しています。
ですが、まだ主役は交換用インクカートリッジのプリンタです。

キャノンに至っては、まだインクタンク付きモデルを販売していません。
年末用モデルも発表したので、今年の投入はなさそうです。

「印刷できればいい。綺麗じゃなくていい」
「機能は必要なだけで十分。その分安く買いたい」
「インク代を気にしないで印刷したい」

中国、東南アジアのプリンタは、
上記の声に応えたモデルが販売されています。

日本のメーカーなのだから、
日本でも早く販売してほしいですね。