ソニー初のデジタル一眼レフカメラ「α100」を中古で購入した結果

2017年10月19日

2006年に発売された、ソニー初のデジタル一眼レフカメラ「α100」。
旧ミノルタの「αマウント」を受け継ぎ、満を持して発売されたモデルです。

Amazonの中古で購入しました。

価格は6,800円でした。

果たして、無事に使うことはできたのでしょうか…

中古だけに問題発生

まずは届いた製品がこちら。

父の古いレンズ、「SIGMA DL ZOOM 35-80mm F4-5.6」を
はめてみると、ピタリと装着できました。
同じ「αマウント」なので当然ですね。

ただ、全く動かないのでバッテリーをチェックしてみた所、
充電されていないようです。

充電器にバッテリーをはめて、コンセントにさした所、
オレンジ色のランプが早く点滅します。

充電できない…

どうやら届いたバッテリーか充電器に問題があるようです。

レンズをはめる部分も、カバーなどはなくむき出し。
中古だけに、いくつか問題がありました。

「α100」を動かすために購入したもの

このままでは使えないので、いくつか部品を買い足しました。

まずはこれがないと始まらない「バッテリー」。
カメラが動かないと、父のレンズが使えるかチェックすることさえできません。

「α100」では記録メディアとして、CFカードが使われています。
現在では使い勝手が悪いので、SDカードに保存できるよう、
変換アダプタを購入しました。

撮影した写真を記録するためのメディアが必要です。
東芝のSDカード、16GBを購入しました。
正直、16GBも必要ないのですが、
これ以上、容量を下げてもあまり値段は変わりませんでした。

購入した品物はカメラも合わせて、
合計、約12,500円。
動かなかったら悲しすぎますね。

届いた部品を試してみた

新たに、購入した部品が届いたので、早速試してみました。

まずは、電池を入れてみると…

動いた!

レンズが「ウィーン…」と音を立てます。
感動の瞬間です。

バッテリーは満充電でないですが、届いた瞬間から使えました。
充電器もバッチリ使えました。

続いて「CF変換アダプタ」と「SDカード」。
差し込んでみると…

記録可能枚数 約1,300枚

無事、認識しました!
十分すぎるほどの枚数が撮影できますね。

使用感

ソニー初のデジタル一眼レフカメラ「α100」。
まず、外観がめちゃくちゃカッコイイです。

ダイヤルが左右に配置され、視覚的にも分かりやすいです。
説明書を見なくても、なんとなく動かし方が分かります。

フラッシュ、連写、液晶などの機能も全く問題なし。
電源を入れてから、すぐに写真を撮ることができます。

そして何と言っても、フィルム時代を思わせる重厚なシャッター音がいいです。
撮影している気分を盛り上げてくれます。

逆に気になる点は、ファインダーの景色が小さくて暗いこと。
父のフィルム時代のカメラ「α3xi」の方が大きくて綺麗です。

あとはオートフォーカスにして持っていると、
「ウィッ、ウィッ」とピントを合わせる音がちょっと気になります。

しばらく撮影しない時は、
電源を切るか、マニュアルフォーカスにしておくといいです。

ぼくにとっては最高のカメラ

ぼくが、デジタル一眼レフカメラを買うときにあげた条件は次の通りでした。

  • ファインダーを覗いていて楽しい
  • カメラを構えていて格好いい
  • できるだけ安価に抑えたい

「α100」は、10年以上前に発売された古いカメラですが、
上の条件をすべて満たしています。
というかこの条件であれば、むしろ今のカメラよりも良いくらいです。

買うまでに相当迷いましたが、そのおかげで自分の欲しいカメラの条件を整理し、
希望に沿ったカメラを購入することができました。

そんなに高いカメラではないので、
嫁や子供にも思う存分使わせ、小雨などの悪条件でも使っていきたいです。

もし、「α100」を十分に使い倒し、
それでもカメラへの情熱が冷めなかったら、
次は、新しく性能が良い一眼レフカメラを買いたいと思います。