タイの直冷式1ドア冷蔵庫はこれがあるから面倒くさい! 霜取りの仕方を解説していく

2016年12月29日

タイで部屋を借りる場合、エアコンやテレビ、冷蔵庫などの大型家具は、
最初から備え付けられている場合が多いです。

これには電化製品を一から揃えなくていいというメリットもありますが、
デメリットもあります。

まずは、すでにその電化製品を持っていた場合。
エアコンや冷蔵庫は二つあってもしょうがないですからね。

そして、もう一つは電化製品を自分で選べないという点。
例えばエアコンが旧型だと、電気代がすごく高くなります。

うちの場合は冷蔵庫が問題でした。

1ドアの冷蔵庫はヤバイ

現代の日本ではあまり見なくなった1ドアの冷蔵庫。
冷蔵庫と冷凍庫が中で一緒になっているタイプです。

直冷式なので、冷凍庫にガンガン霜が付きます。
2ヶ月に1回ぐらいは霜取りが必要です。

霜取りの仕方

タイに来て初めて見た直冷式1ドアの冷蔵庫。
我流ですが、霜取りの仕方を紹介します。

1.冷蔵庫のコンセントを抜く

霜取り用のスイッチはまるで役に立ちません。
そんなもの押したぐらいで霜なんか取れません。
まずはコンセントを抜いて、霜を溶かします。

2.冷凍庫とチルド室を空にする

冷蔵庫とチルド室は水浸しになるので空にしておきます。
ですので、できるだけ冷蔵庫内の物が少ない時に霜取りを行います。

3.チルド室の水抜き穴をふさぐ

うちの冷蔵庫は、冷凍庫の下に引き出し型のチルド室があるタイプです。
このチルド室にある小さな水抜き用の穴を、ガムテープ等でふさぎます。

これをしないと溶けた大量の水が、冷蔵庫裏の水溜めにたまり、
溢れ出してしまいます。

ここをふさいでおけばチルド室に水が溜まるので、
捨てるのが簡単です。

4.半日くらいほっておく

霜が溶け出すまで半日くらいかかります。

5.氷をおとしていく

やわらかいプラスチックのスプーンなどを使い、
氷を落としていきます。

この時、注意しないといけないのは、冷蔵庫を傷付けないこと。
最悪、冷媒ガスが漏れ出すと、もう冷蔵庫は使い物になりません。

金属製の道具は使わないようにしましょう。

6.冷蔵庫裏の水溜めをチェック

チルド室で止めてはいるものの、冷蔵庫裏の水溜めには、
それなりに水が溜まっているはずです。

汚いので、水を捨てておきましょう。

7.冷蔵庫のコンセントを入れる

これで、霜取りは完了です。
冷蔵庫のコンセントを入れ、きちんと冷えるか確かめましょう。

結構、霜取りは大変

霜取りには、待つ時間を入れて半日、作業は1,2時間ほどかかります。

ドライヤーも試したことがありますが、冷蔵庫が温まってしまうのが難点です。
冷蔵庫も空にしないと使えません。

最初から備え付けられている場合は、しょうがないですが、
自分で選べる場合は、絶対2ドア以上の冷蔵庫をお勧めします。