【裏技】タイ米ともち米で日本のごはんを作る方法

2016年12月3日

うちでは、嫁の実家からお米をもらっています。
家計も助かるし、何より美味しいです。

でも、やっぱり日本人なら、もちもちした食感の日本米ご飯が食べたいですよね。
今回は、タイのお米を使って日本のようなご飯を作る方法をご紹介します。

タイのお米は主に2種類

タイには大まかに分けると2種類のお米があります。

カオスアイ(タイ米)

タイで一般的に食べられているお米です。
カーオホームマリ(ジャスミンライス)と呼ばれる、香り米が有名です。
粘り気が少なく、パサパサしています。
チャーハンやパエリアには相性がいいです。

カオニャオ(もち米)

イサーン地方でよく食べられる、もち米のようなお米です。
粘り気が非常に強く、モチモチしています。
焼き鳥やソムタムによく合います。

うちでは、嫁の実家からこの2種類をもらっています。

タイには日本米も売っている

タイには日本米も売っています。
フジスーパーなど日系スーパーで品揃えが豊富です。
ロータス、ビッグC等のローカルスーパーでも一部売られています。

日本米(タイ産)

タイで作られた、日本米です。
値段は5キロ300バーツほどで、日本より安く買えます。

日本レストランで使われているのは、だいたいこのお米。
タイに住んでいる日本人も、このお米を食べている人が多いようです。

日本米(日本産)

フジスーパーなどでは、日本から輸入された日本米も売っています。
輸入品なので、当然日本よりも値段は高くなります。

タイ米で日本のごはんを作る

うちでは、カオスアイとカオニャオを混ぜて炊いています。
割合は1対1で作ることが多いです。

こうすると、粘り気がちょうど日本米のようになります。
日本米が作られていなかった時代には、日本レストランでもこの作り方をしていたようです。

味は完全に日本米とはいきませんが、食感はかなり近いです。
寿司などの日本食も作れます。
慣れればとても美味しく食べられます。

カオスアイとカオニャオは5キロ100バーツぐらいから売っています。
タイ産日本米の半分以下の値段です。
家計の節約にもなりますよ。

混ぜるとさらに利点が!

カオスアイとカオニャオを混ぜて作る大きな利点があります。
それは料理によって混ぜる割合を変えられることです。

カオスアイ100%

パエリア、リゾット、チャーハン、おかゆなど

カオスアイ70%、カオニャオ30%

カレー、シチューなど

カオスアイ50%、カオニャオ50%

様々な日本料理に

カオスアイ30%、カオニャオ70%

炊き込みご飯など

カオニャオ100%

ガイヤーン(焼き鳥)などのイサーン料理、もち米のお菓子など

こんな具合に、料理に合わせて作り変えることができるんです。
これは混ぜ始めて分かった新発見!
料理がとても美味しくなりますよ。